東京湾シーバス 江戸川シーバス攻略法 だいぶ先だけど秋編

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東京と千葉の境を流れる旧江戸川でシーバスを釣る。

昨日は、「春の東京湾シーバス 旧江戸川を完全攻略する。」ということで、早春の3月、4月の旧江戸川シーバス攻略法をご紹介しました。さて、本日は少し気が早いのですが、秋の旧江戸川シーバス攻略法のご紹介です。

春、旧江戸川に稚鮎がのぼるとご紹介したのですが、「川を上った鮎は変わる下る」のが世の常なので、秋は海へ下る鮎を狙うシーバスを狙います。

落ちアユを狙うシーバスを狙う

毎年、9月下旬頃から産卵のために鮎は川を下りはじめます。そんな鮎のことを「落ちアユ」と言うのですが、旧江戸川でも季節が秋になると産卵のために川の上流から続々と鮎が落ちはじめます。

落ちアユの特徴

落ちアユは、脂が少なくなり体力が落ち始めた鮎から川の流れに押されるように下り始めるという特徴があります。つまり泳力がないので、ふらふら川の上流から流されてきます。

この落ちアユの特徴をよく知っているシーバスたちは、川の特定のポイントで落ちてくる鮎を待ち構えるという戦略をとるのです。シーバスが落ちアユを待ち構えている代表的なポイントをご紹介しておきます。

秋の落ちアユパターン。おススメポイントはここ!

秋の落ちアユパターンは上でご紹介したとおりですので、あとはシーバスが落ちアユを待ち構えているポイントを知ることが大事です。秋の旧江戸川の一級ポイントは、「舞浜大橋」です。ここにシーバスが居付き、川の上流から落ちてきた鮎を捕食しています。

https://goo.gl/maps/8bXWzyR9axAMryA56

舞浜大橋には、いくつもの橋脚があるのですが、やる気のあるシーバスが主に居ついているのは、上流側の橋脚です。一応、補足しておきますと、東京側、千葉側にあまり差異はないようです。

旧江戸川シーバス落ちアユパターン攻略法。落ちた鮎を演出する。

さて、この舞浜大橋の橋脚についたシーバスを狙う時のポイントですが、橋脚の付近にダイレクトにルアーをキャストしてもあまり反応してくれません。ここを攻める時の最も重要なポイントは、舞浜大橋の橋脚の20-30m手前にルアーをキャストして、川の流れのままルアーを流し(※ここでは決してリールを巻いてはいけません。)、反応があった場合に備えて糸ふけをとりつつ、橋脚の手前にルアーが届いた瞬間にラインを張りながらサスペンドさせつつ、ゆっくりとルアーを落としてあげます。

要するに川の上流から落ちてきた体力のないフラフラした鮎を演出し、橋脚の手前で食わせのタイミングをつくってやる。」のです。

落ちアユパターン、おススメのルアー

おススメのルアーは、アムズデザインのima komomo SF-125です。サイズが落ちアユにマッチ。川の流れにのせてフラフラと演出ができるのがこのルアーです。

ルアーのカラーは、夜間に目立つチャート・ゴールド系で、ピカピカと光るルアーがベストです。その理由は、舞浜大橋は街灯が非常に明るく橋の周りは常に明るい状態ですので、ピカピカと光るルアーはシーバスに視認されやすい為、バイトも増えるという理屈です。

橋脚までルアーが届かない。。。

多くのシーバスマンが使っている7-8ft程のシーバスロッドあたりかと思いますが、舞浜大橋の場合、7-8ftのシーバスロッドでは、一番手間の橋脚しか狙うことができません。舞浜大橋の橋脚を狙うのであれば、せめて10ft程度の遠投モデルのシーバスロッドをもっていってください。しっかり遠投することができれば、多くのシーバスマンたちに叩かれていないひとつ先の橋脚を狙うことができます。

秋の旧江戸川シーバスを狙うにはこれからの暑く長い猛暑を乗り切る必要がありますが、是非、今年の秋になりましたら遠投モデルのシーバスロッドを持参し旧江戸川に出かけてみてください。タイミングが良ければ、思わぬ大物シーバスをヒットさせることができるかもしれません。

余談、、、大物シーバスを釣り上げると、真夜中の河川敷にも関わらず、人が群がり、めっちゃ盛り上がった状態になりますが、住宅地も近いので静かに喜ぶを心掛けてあげてください。笑

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Posted by k