[番外編]クワガタ幼虫飼育のコバエ対策
釣り以外の趣味として、数種類の「クワガタ」の飼育をしているのですが、毎年、菌糸ビンから這い出てくる”コバエ”に悩まされてきました。。。
菌糸ビンを設置している部屋を飛び回るコバエ、、100金均で販売されている虫取りシートを虫が集まる窓ガラスの内側にぶら下げ捕獲を試みているのですが、すべてのコバエをキャッチしてくれる訳ではありません。
とは言え、菌糸ビンやマットビンを屋外に出すわけにもいきませんので、見つけ次第、捕殺を繰り返してきました。
飛び回るコバエは、本当にストレスです。
ということで、コバエの発生源である菌糸ビン、マットビンにコバエの対策として、袋をかぶせることにしました。それが↓。
クワガタ飼育ビンのコバエ対策が必要だった理由
オオクワガタの幼虫を飼育する際、幼虫の割り出しから羽化までに、多くの人が2~4本の菌糸ビンを使用している人が多いかと思うのですが、すべての菌糸ビンを使用してしまうと幼虫が大きくなるのはいいのですが、羽化不全を起こしてしまう残念な事件が頻発しました。
羽化不全になる原因を調べてみると、どうやらお腹のあたりが膨らみ過ぎて、羽を綺麗に収めることができず負荷不全を起こしている様子でした。
お腹のあたりが膨らみ過ぎている。つまり、菌糸マットという栄養豊富なエサを取りすぎてしまい、幼虫が太り過ぎてしまったことが原因のようです。(´;ω;`)
ということで、クワガタの大きさを求める以上、羽化不全を完全になくすことはできないことはできないと思うのですが、少しでもその割合を減らすために、羽化直前に使用するビンでは、栄養を少し抑える為に「マット飼育」にしました。
幼虫飼育用マットから這い出てくる大量のコバエ
マット飼育により、太りすぎ・羽化不全を防止することができることはとても良かったのですが、幼虫飼育用マットからコバエが大量に発生してしまう大問題に悩まされる日々が訪れてしまいました。。
マットを一度、冷凍庫に入れるとコバエが発生しない。といった情報を見つけたのですが、東京都の狭い住宅事情真っただ中の我が家では、残念ながら冷凍ストッカーを設置する場所がありません。
では、どうする???と悩んだあげく、、出した答えは、
発生元となる幼虫の飼育ビンにコバエが逃げ出さない且つ幼虫の呼吸にも影響がない「不織布タイプの袋」を被せ、隙間から逃げ出さないようにマスキングテープでがっちり出口をふさいでやる。ことでした。(;^_^A

購入したのは、百均で販売されていた「水切りネット 不織布タイプ」

これで、マットから発生したコバエが、飼育ビンの通気口から脱出したとしても、不織布の袋から逃げ出すことはできません。
「水切りネット 不織布タイプ」は、40枚入りですので、お財布にも優しい。
ビンの中身を確認できるよう、水切りネットをも少し上の位置で固定するようにするなど、改善の余地がありそうですので、今後はもう少し工夫をしてみたいと思います。