PM2.5が日本中に降り注いでます(怒)2 ~PM2.5が海の栄養に?
中国の大気汚染活動がコロナ前に戻る
中国武漢で発生した新型コロナウイルスの収束に伴い、経済活動が活発化した影響で、PM2.5の発生状況が新型コロナウイルス感染拡大前の状況に戻っているそうです。↑の画像はtenki.jpのPM2.5予想ですが、今日もまた中国大陸からバンバンPM2.5が飛来しています…。怒
本当にいい加減にしてもらいたいですね。。

PM2.5について調べてみた。
PM2.5とは、微小粒子状物資のことで、大気中に浮遊する小さな粒子のうち、粒の大きさが2.5㎛(マイクロメートル)以下の粒子のことを指しているそうです。
※1 マイクロメートルは10−6 メートル =1mm の千分の1以下
その粒子の中には、ゴミの焼却で排出された粒子、その排出された粒子が大気中で化学反応を起こして生成された粒子などがあり、炭素、硫酸園、硝酸塩、アンモニウム、ナトリウムなど様々な物質があるそうです。
中国からやってくる主なPM2.5
中国からやってくる主なPM2.5は、工場から出る硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)などが多いようでが、家庭の炭素、硫酸園、硝酸塩、アンモニウムなどのPM2.5 は、家庭などから出るストーブ・ボイラー・焼却炉・自動車・喫煙なども発生原因として考えられるのだとか。
環境省の資料によると、中国から飛来するPM2.5は、西日本の広い地域で環境基準を超えるPM.2.5が観測されているとあり、観測されたPM2.5の成分に硫酸イオンが多く含まれているとあります。
硫酸イオンとはなんぞや??
硫酸イオンとは聞きなれない物質ですが、ようは硫酸塩と同じ無機化合物のことらしいです。硫酸イオンは、生物毒性のないイオンのひとつなので、通常仕様レベルでは健康被害はないと言われていますが、PM2.5というだけあって、肺への混入を考えると少し心配になってきます。環境省の資料には、濃度が濃い場合には、個人差はあるが呼吸器系・循環器系疾患をもっている人は注意が必要と書いていますので、PM2.5が大量に降り注いでいるときは、外での運動などは避けたほうが良さそうです。。
PM2.5に含まれる窒素分は植物プランクトンの栄養になっていた?!?
JAMSTEC 国立研究開発法人海洋研究開発機構が、2018年6月29日に発表した資料で、「これまで大気環境に大きな影響を及ぼすとされてきたPM2.5など大気エアロゾル粒子の窒素化合物成分が、西部北太平洋亜熱帯域の植物プランクトンの成長にとって非常に重要な栄養塩の供給源であることを明らかにした」と発表しました。
(言われてみれば、そりゃそうだよねとなるのですが、、)PM2.5に含まれる窒素分は植物プランクトンの栄養になっていたというのですから、この発表には少々驚きました。(^^;
PM2.5によって、植物性プランクトンが増えるということは、自然界のエコシステムを考えれば、当然、植物性プランクトンの増加により動物性プランクトンも増える~。
動物プランクトンが増えれば、それを捕食する小動物が増える~、、、となり周り回ってお魚君達も増えてきても良さそうなものですが、東京湾や関東近郊の河川・湖ではそんな感覚はしませんね…。
自然はそんな簡単なものではとことなのか、、、それとも漁業の影響のほうが大きく、海洋生物が増加してもすぐに漁船に捕獲されてしまう為に釣りもののターゲットとなる魚の量も大して変わらないということなのか??
そういえば、北海道の漁師兼釣り船の船長がそんなことを言っていたような言ってなかったような、、、、
また、宜しくお願いします。