湘南五目(イナダ)ウィリー。いつも爆釣イナダの釣り方をご紹介。

2020-12-30ソルトイナダ,湘南,五目ウィリー,腰越漁港

3週連続の釣行になりますが、今週は、腰越漁港から出ている五目ウィリーに行ってきました。この時期、腰越漁港から出ている五目ウィリーは、五目ではなく95%イナダですので、イナダウィリー船と言ってしまったほうがいいでしょう。

とはいえ、「五目ウィリー」自体、よくわからない。一体どういった釣りなのか?というアングラー向けに簡単に解説しておきます。

謎の釣り用語:五目ウィリーとは

五目ウィリーとは、「五目」「ウィリー」の名の通り、「疑似餌針で」「色々な魚種を釣ることができる」釣りのことです。

「ウィリー」ってどんな意味なのか、イマイチよくわからないですよね。。「ウィリー」は疑似餌針のことと書きましたが、もともとは針についているピンク色や緑色の毛の部分に「ウーリーナイロン(woolly nylon)」が使われていたことから、疑似餌を使った五目釣りのことを「五目ウィリー」と呼ぶようになったようです。つまり、ウィリーとは羊毛、ウールのことだったということですね。(^^)/

腰越漁港からの五目ウィリーはイナダウィリー

今回は神奈川県鎌倉市の腰越漁港の乗合船を利用したのですが、この時期に五目ウィリーで釣れる魚の8-9割は「イナダ」です。

今回、ヒラソーダや豆アジや豆イサキもポツポツと釣ることができましたが基本釣れる魚種はイナダになりますので、上の写真でご紹介したような仕掛けですと細すぎて、ラインが切れてしまったり、釣り上げるのに時間がかかってしまったりするので、最低でも「ハリス5号のイナダビシ」を使うようにします。

ビシは60号が基本で横に走るソーダカツオの群れに遭遇することを想定して一応80号も用意しておくことがベストです。

 

今回のポイントは江の島沖

今回のポイントは、夏の観光地で有名な江の島の沖、水深24-26mライン付近がポイントで、朝の6時30出船のお昼の12時までの約5時間半の釣り時間でしたが、多少ポイントの移動はしたものの江の島沖合からのエリアから移動することはありませんでした。

腰越漁港からの移動時間も低速で5分から10分程度ですので、燃料代のかからない遊漁船側も、移動時間はただひたすら待ちの釣り人側にとっても負担の少ない楽ちんな釣りですね。

気になる釣果は

今回も仕掛けを海に投入するとバタバタ釣れるので、写真を撮る暇もない状態で写真は撮影できなかったので、自宅に帰って5-6匹捌いた後のクーラーボックスの写真をUPしておきます。

正式な数は数えていませんが、おおよそイナダ・ヒラソーダで20前後、豆アジ豆イサキ10程度といった感じでした。

正直、今回釣ったイナダも正直釣り過ぎて、自宅にお持ち帰りする間も、自宅で釣り上げたイナダを捌くのも激務でした。。

写真では見えませんが、クラーの底にまだまだイナダが眠っています。

イナダの平均サイズは4-50㎝

サイズにして40-50㎝前後。イナダの大きさを競い楽しむ釣りというよりも、イナダの数釣りを楽しむ釣りです。

納竿する頃には、、、クーラーボックスが氷と魚でパンパンです。

帰りも魚の鮮度を保つ為に「氷水」を捨てる訳にもいきませんので、クーラーボックスを釣り船から車まで移動するのがとても大変…。(;’∀’)

イナダとの格闘で疲れ切った両腕に、さらに激重のクーラーボックスのハンドキャリーは正直辛すぎる作業です。

ということで、ゴロゴロと引いて帰ることができる「タイヤ付きのダイワのクーラーボックス」を来年までには購入するぞと決意しました。

持ち運びに便利、タイヤ付きクーラーボックス

臭みがなくて味があるイナダが美味しかった

今回は、イナダの刺身、イナダのヅケ、イナダのユッケ、ヒラソーダの刺身にして頂いたのですが、思っていた以上にイナダが美味く、特にイナダのユッケは非常に美味しく頂くことができました。残りは一日氷水の中で寝かして、また、刺身や開いて頂く予定です。

今回使ったロッド・リール・仕掛け

船長おススメのイナダ専用 ハリスは5号からおススメ 海戦イナダビシ

ハリスは最低5号です!

長さ・強さ・軽さ イナダウィリーにこれ以上ない最適ロッド

錘は30~150号まで対応なので、60号・80号を使用する湘南イナダ五目ウィリーに対応。それと、もうひとつ大事なことがありまして、それが「ロッドの長さ」。今回利用した釣り船も当然ながら「乗合船」なのですが、ソーシャルディスタンスといいつつも以外に隣の人との距離が五目ウィリーをやるにしては近く、頻繁にお隣さんと仕掛けが絡む事件が発生します。とくに五目ウィリーの仕掛け自体が長いという問題もあり、仕掛けを投入する際も、魚を引き上げる際も仕掛けがよく「おまつり」してしまいます。

そこで、両隣の釣り人よりも少し長いロッドを使うことで、頻繁に発生する「おまつり」を回避することができるのです。ちょっとしたことなのですが、隣の人とのおまつりリスクを少しでも軽減できることは、ストレスなく釣りを楽しむことができる重要なポイントでもありますので、シマノのモデラート船、そん中でも「TYPE73 H255」をおススメしています。

手の疲れを軽減するコンパクト丸型リール カルカッタコンクエスト400