サクラマス攻略に欠かすことができなかった名作スプーン その2
超名作スプーン DECOY Red river
いつ頃発売していたか忘れてしまうくらい遠い昔に発売されていた超名作スプーンのご紹介です。その名も、「DECOY Red river」。
赤い川 と名前が付けられているところを見ると、山形県の鶴岡市と酒田市の境を流れる「赤川」を遡上するサクラマスを狙う為に開発されたのでは?と思いたくなるところですが、真実はまったくわかりません。
DECOY Red riverの何が凄いのか??
「DECOY Red river」の何が凄いのか??その答えは、DECOY Red riverの独特の流線形ボディにあります。
桜鱒いう魚は、ヤマメが降海して桜の咲く頃に川に遡上するから桜鱒という名が付けられました。つまり、桜鱒もヤマメも元は同じ魚。ということは持っている性質も大して変わりません。ヤマメは、岩魚などのトラウトとは違い、非常に表層を好む魚です。そして、ベイトを捕食するスイッチが入る時はきまって、捕食者からベイトが逃げ回る時時の素早い動きです。その為、桜鱒を狙う時は、イワナやレインボー、ヒメマスとは異なり、リーリングスピードをあげつつ、表層を中心に、徐々にカウントダウンしながら広範囲をキャストしていきます。※桜鱒は回遊型のトラウトなので、広い範囲を丹念にキャストするのがコツです。
但し、普通のスプーンですと、ルアーを巻いてくるスピードを上げ過ぎてしまうと、クルクルと回転してしまい釣れる魚もまったく釣れなくなってしまいます。
かと言って、のんびりノロノロ撒いていても桜鱒はなかなかヒットしてくれません。。
そこで、高速リーリングをしてもキラキラとアピールしながら、しっかりと泳いでくれるルアーが必要不可欠になります。
、本流の流れにも負けず、しっかりと泳いでくれる
そこで様々な種類のスプーンを試してみた結果、この「DECOY Red river」は、本流の流れにも負けず、しっかりと泳いでくれる最も優れた設計になっていることを発見しました。もちろん、釣果もダントツ!超一軍、名作中の名作スプーンです。
ダメ元で問い合わせしてみた。。。
10年程、なかなか中古市場でも手に入りにくくなっていた「Red river」がどうしても欲しくて、DECOYブランドを発売しているカツイチ社に「復刻版とか出ませんか?」と問い合わせしてみました。
まぁ、当然と言えば当然なのですが、、、
電話口の人曰く、、「残念ですが、再度販売する予定はないですね・・・。」とのこと。。。
お忙しい中、ご対応頂き、本当に有難うございました。(^^;
売ってたら買いですよ~^^
ということで中古釣り具ショップさんに見かける度に購入しています。。。
といっても、ここ十年程、その形すら見かけたことはありませんが、、、
もし、奇跡的にオークションサイトや中古屋さんで見つけたときは、即買いされることをおススメします!!
